【大腸がんブログ9】抗がん剤治療スタート

癌日記
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【大腸がんブログ8】自分が癌患者と知った日

 

抗がん剤治療スタート

前回病院にいった時に自分が大腸がんのステージⅡであることや、リンパ節への転移は見られなかったが今後の人生のことも考えて術後補助化学療法をやる事をすすめられた。

いろいろ調べてみたが胸にポートを埋め込むのは嫌だったのでXELOX療法(ゼロックス療法)を選択することにした。

三週間に一度点滴をし、その日から二週間薬を飲み残りの一週間は休薬というスケジュールを1クールとしそれを8クール繰り返すというものだ。期間は約半年間。副作用の状況や血液検査の結果を見て薬の量を減らしたり休薬期間を伸ばしたりするらしい。

副作用は吐き気や末端神経症状(しびれ等)、感染症にかかりやすくなったり疲れやすくなったり、下痢や脱毛など。個人差があるので人によっては脱毛は全くしないとか吐き気は全くないけど下痢の症状が重いなどあるらしい。

XELOX療法でやると伝えスタート日を決め、化学療法室を案内された。化学療法室とは外来通院しているがん患者さんが点滴による薬物療法をやる場所である。担当してくれる看護婦さんを紹介され簡単な流れを説明してもらった。

抗がん剤治療がはじまったのは翌週からとなった。

はじめての抗がん剤治療

退院してからすでに二ヶ月ほど経とうとしていた。お腹のキズも痕は残っているが痛みはなく普通に動けるし、入院前と変わらない状態にまでなった。抗がん剤治療は他の方のブログ等を見てけっこう辛そうなイメージがあったので正直あまりやりたくはなかった。

9時頃、病院につくとまず血液検査を行う。採血をして終わったら化学療法室へ向かう。化学療法室は大部屋みたいな感じでベッドが10個ほど用意されており、それぞれカーテンで仕切ることができる。テレビもついている。化学療法室につくと血液検査の結果が出るまで点滴の投与はできないのでベッドで待つことになる。

その間に点滴をする腕をホッカイロを巻いたタオルのようなもので温めておく。“ナチュラルヒート”というらしい。あとは吐き気とめの薬を1錠飲みました。

血液検査の結果は1時間ほどで出る。その後に点滴を2時間半~3時間程かけて行う。

最初の2時間くらいは普通の点滴と全く変わらない感じでだるさなどはなかった。開始10分くらいで寝てしまっていたから正直痛みがあるのかわからなかったんですけど(笑)

最初の1時間で吐き気止めを点滴投与して、その後は2時間ほどかけオキサリプラチンという薬を点滴投与する。

目が覚めると残り30分程で終わると看護婦さんに教えてもらいました。点滴をしている左腕に少し痛みを感じる。血管痛というものらしい。これも個人差らしいが私の場合、点滴が終わったあとアザのように二週間ほど残っていたので血管痛が強めに出ているようだった。このくらい強めに出てしまうようだと胸にポートを埋め込んだ方がいいかもと先生は言っていましたが私は嫌だったのでとりあえずもう少し様子を見たいと伝え回避しました。

点滴が終わると薬の説明とこの後の症状などの説明を受けその日は終了となりました。

処方された薬

処方された薬は以下の通り

  • カペシタビン錠300mg
  • ピリドキサール錠30mg
  • イメンドカプセルセット
  • デカドロン錠4mg
  • プリンペラン錠5mg
  • ヘパリン類似物質油性区クリーム0.3%

カペシタビンは抗がん剤で二週間飲みます。朝と夜の1日2回、一度に5錠飲みます。体重などで飲む数は前後します。私は小柄なほうなので5錠でしたが一般的な男性とか7錠とか飲むそうです。

ピリドキサール錠30mgはビタミンB6です。カペシタビンを飲むことでビタミンB6が不足しがちになるそうなので朝、夜2回1錠ずつ飲みます。こちらは休薬期間中も飲むので三週間分処方されました。

イメンドカプセルセットは吐き気予防の薬です。抗がん剤は昔は吐き気がかなりきつかったらしいのですがこの薬は吐き気に対してかなりの効果を発揮するそうで私自身も飲んでいる間は吐き気を感じることはありませんでした。1シートは3日分で当日分は点滴前に飲んだのであと2日は朝飲みます。

デカドロン錠4mgは炎症やアレルギーを抑えるお薬らしいです。こちらは朝と昼の1日2回を2日間飲みます。

プリンペラン錠5mgは胃腸や胆のうなどの消化管の運動を調整して吐き気や食欲不振などの症状を改善するお薬らしいです。1日3回1錠を4日間飲みます。

ヘパリン類似物質油性区クリーム0.3%は保湿クリームです。抗がん剤治療を続けていると手足の皮がむけてひどくなると歩けなくなってしまったりするそうです。そうならない為に毎日4,5回クリームを手足に塗るそうです。私は男性でクリームを日々塗る習慣がなかったので量があまり減らず先生に通院する度にもっとしっかり塗ってくださいと怒られていました(笑)私の場合は手足の皮がめくれるような強い副作用は出なかったのでまだ良かったですが。

薬の量もかなり多く、また飲む時間や飲む数などバラバラだったので最初は苦労しました。

 

抗がん剤副作用との戦い

1クール目の点滴が終わった。9時に到着して終わった時の時間は14時近くになっていた。点滴が終わりたての今は特に目立った副作用はない。ちょっと点滴をしていた腕が血管痛があるくらいだ。

最初に副作用を感じたのはトイレだった。

用を足し手を洗おうとしたら思わず後ずさりしてしまった。銭湯で電気風呂というものに入ったことがあるだろうか。あの感覚が水にふれたら急にきたのだ。

そういえば先生が冷たいものを触ったり飲んだりするとしびれるような感覚になりますので点滴後しばらくは避けてくださいと言っていたな。と思ったが手を洗わないわけにもいかないのでひとまず我慢です。

仕事は連休をもらっていた。お腹が減ったのでラーメンでも食べるかとラーメン屋さんに入った。ちなみに抗がん剤治療中の食事制限は特にない。

ラーメン屋さんに入って再び衝撃、氷が入った水を飲んだら喉にはりつくような感覚になる。いがいがするというのだろうか。どうにも気持ち悪い感覚だ。

氷なしの水をいただいて何とかなったが基本的に飲食店の水って冷たいので毎回氷なしを頼むのはしんどいなと感じた。

あとはステンレスのものなどに触ってもしびれは起きる。点滴が終わってから最初に感じた副作用はこのような冷たいものをさわったり飲んだりして起こる”しびれ”であった。

それ以外の副作用は特になし。吐き気なども薬の効果もあり全く感じなかった。この時は正直楽勝じゃんと感じていた。

はじめての早退

点滴を終えて3日目

仕事は2日間お休みをいただいていたので点滴を終えて3日目から出社となった。この日は一応普通に仕事をすることができた。

ただどことなくだるく背中の筋が少し痛い。食欲が少しなくなっているなどの症状がでていた。

点滴を終えて4日目

吐き気止めを飲まなくなったからか胃がムカムカして気持ち悪い。なんとか仕事はできたが仕事中に病院に連絡をして翌日病院にいくことになった。その日の夜と翌日の朝のカペシタビンはなしになった。足の指が少しチクチクするような症状が出てきた。

点滴を終えて5日目

朝は少しムカムカする気持ちはおさまっていた。が依然気持ち悪い。仕事前に病院にいったら吐き気止めを処方されまた本日の夜よりカペシタビンを飲んでくださいとの事だった。

その後、仕事に行くが吐き気がひどく人生で初めての早退をすることとなってしまった。職場は病気に対する理解があり早退や欠勤、また出社時間などの調整は体調を優先して臨機応変に対応してくださったのでとても感謝している。

家に帰りそのまま爆睡。気持ち悪かったが睡眠はしっかりとれた。翌日まで一度も目覚めることなく約15時間程寝てしまった。

点滴を終えて6日目

結局昨日の夜は爆睡してしまっていた為、カペシタビンは飲めず。お腹はさすがに少し減ってきていたので昼ごはんはうどんを食べる。夜はチラシ寿司を食べる。味覚が少し変化しておりあまり美味しく感じなかった。吐き気はおさまってきたがダルさがあったので映画などを見て自宅でのんびり過ごす。

こんなしんどい生活があと7クールも続くのかと考え、すでに辞めたいなという気持ちが出てきていた。

今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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