【体験談】大腸がんの手術後の痛みについてお答えします。

癌の基礎知識
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こんにちは。ユウと申します。私は30代の男性でごくごく普通の会社員をやっております。

2019年7月に一ヶ月ほど前から徐々に強くなってきた腹部の痛みで病院を訪れたところ、腸重積(ちょうじゅうせき)といって小腸が大腸の中に入り込んでしまうという病気でした。小さいお子さんに割りとよくある病気らしいのですが大人になってからこういった症状が出た場合には腫瘍がある可能性が高いということで急遽入院することとなりました。

結果的に大腸がん(上行結腸進行癌)のステージⅡでした。

現在は退院して術後補助化学療法で抗がん剤を服用しています。

今回は大腸がんの手術の痛みの強さと期間などについて私の体験談をもとにお伝えしたいと思います。時系列での記事もありますのでそちらでも読むことができます。

【大腸がんブログ4】初めての手術

大腸がんの手術後の痛みについてお答えします。

大腸がんの手術には大きく分けて3種類の方法があります。主にステージによって手術方法が異なります。

大腸がんの手術の種類

①内視鏡治療

ステージ0など初期のがんについてはこの手術方法が一般的なようです。小型のカメラと切除器具のついた内視鏡を肛門から挿入しカメラの映像を見ながらがんを切除する方法です。

お腹を切らないので身体への負担も少なく痛みもほぼないそうです。入院期間は一週間ほどです。

 

②腹腔鏡下手術(ふくくうきょうかしゅじゅつ)

内視鏡治療ができない場合はこの腹腔鏡下手術のケースが多いです。腹腔鏡というカメラでお腹の中を見ながら行う手術です。内視鏡治療が大腸の内部からの切除に対して、腹腔鏡下手術は大腸の外から切除することになります。

へそに小さな切開を行い手術をします。また脇腹2箇所とヘソから5cmほど離れた上下2箇所に小さな創ができます。手術は全身麻酔を使いますので気付いたら終わっています。私はこの方法で手術を行いました。最も一般的な大腸がんの手術です。

 

③開腹手術

開腹手術とは文字通り、お腹をあけて行う手術方法です。患部を広く、また直接見渡せるため出血などがあって素早い対応ができます。ただし傷口がかなり大きくなってしまうので身体への負担の大きさ、手術後の痛みは腹腔鏡下手術に比べて大きいそうです。手術時間が短いというメリットもあります。

 

腹腔鏡下手術(ふくくうきょうかしゅじゅつ)の痛み

入院中の内視鏡検査で上行結腸に腫瘍があることがわかりました。この時すでに親族には上行結腸がんということが聞かされていたそうなのですが、私は退院するまで知りませんでした。

その時点ではおそらくステージⅢだろうと言われていたそうなのですが退院後に病理組織結果でリンパ節への転移は見られなかったことからステージⅡとなりました。

腫瘍の大きさから内視鏡での切除ではなく、腹腔鏡下手術を行うこととなりました。

手術までの流れ

手術日は入院して1週間たった頃でした。手術前日までに主治医から手術に関する説明を聞き合意書にサインをします。

手術前日はシャワーを浴び、おへそ周りの毛と陰毛の一部を剃ります。看護婦さんが剃る場合もあるそうですが私は自分でやりました。

術後の痛みを和らげる麻酔を背中に打ちます。硬膜外麻酔というのですがこれは絶対に必要です。かなり助かりました。

手術当日は手術着に着替えて待ちます。当日は13時頃から手術開始となりましたが準備ができると呼ばれるの歩いて手術室まで向かいました。

手術台に乗り名前と生年月日などの確認をして全身麻酔で意識を失います。はじめての全身麻酔でそんな簡単に意識を失うことなんてあるのかと思っていましたが数字を何秒か数えてたら意識はなくなっていました。

手術後の痛み

意識が戻ると手術は無事終了しているようでした。私はストレッチャー(担架)に乗せられ病室のベッドに運ばれている時に目が覚めました。

まだ意識は朦朧としていますが5分もすると回復してきます。するとお腹の痛みを感じるようになってきました。筋肉痛を10倍くらいパワーアップした痛みです。

ベッドに移されましたが少し動くだけでも激痛が走ります。スマホをいじりのもしんどく2日間はほぼ動かず寝たきりになっていました。

咳とくしゃみ、特にくしゃみは意識を失うかと思うくらいの痛みです。花粉症の時期の手術だったら私は手術後に死んでしまっていたかもしれません(笑)

硬膜外麻酔は痛みが強くなってきた時に注入してもらうと痛みが緩和されます。効果は3~4時間くらいです。

硬膜外麻酔の管は背中につけられていてボタンのようなものを押すと一定量が注入されるようでした。私自身が操作はできず、痛みが強くなってきたらナースコールをして注入してもらう形でした。すっと痛みが引いて楽になるのでかなり助けられました。

またトイレに行くこともできないので看護婦さんに尿道に管を入れられるのですが(尿道カテーテルというやつです。)これも痛いです・・・。

管を入れ終わってもしばらくは違和感があります。そして自動で尿が容器の中にたまっていきます。尿意は感じません。

手術が終わって2日間は動くと痛みが増すのでなるべく動かないようにベッドに横になっていました。男性の若い方など筋肉量のある人の方が痛みが強いそうです。私はそんなに筋肉はないですが30代で比較的若い部類だったので平均よりは少し痛みがあるはずと看護婦さんが言ってました。

術後のリハビリについて

術後2日目にリハビリの先生がきて起き上がったり歩いたりするための手伝いをしてくれます。痛すぎて起き上がるのなんて絶対無理だと思うのですが手術翌日に歩けるようになる人もいるということで気合で起き上がりました。

さらに3日目にはなんとか立つことができ、数歩ですが歩くこともできました。

ここらへんは個人差があると思いますがちょっと無理してでもリハビリをした方が回復も早いみたいです。

この時の詳細はこちらの記事をご覧ください。

【大腸がんブログ5】リハビリ生活

翌日には更に歩くことができるようになり痛みもだんだんと和らいできます。

結局、手術をして一週間ほどで退院することができました。歩くのは普通にできますが走るのはまだできませんでした。数日もすると自由に動けるようになります。ただし私は自由に動き過ぎておへそのキズが開いてしまいましたので注意は必要です。

 

まとめ

  • 大腸がんの進行具合によって内視鏡手術か腹腔鏡下手術か開腹手術かが変わる。
  • 腹腔鏡下手術は痛みが少ないと言われているがそれでもやはり痛い。
  • 硬膜外麻酔は絶対必要。背中に注射打つのは怖いかもしれないけど絶対やった方がいい。
  • 術後翌日からは多少無理してでも動いた方が結果的に回復が早くなる。
  • 退院後の動き過ぎには要注意。キズが開きます。

 

これから手術をする方の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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